Netflixや映画館で見かけるたび、「なんだこの人…ガチじゃん」となる俳優、坂口拓(TAK∴)。
映画『RE:BORN』ではリアルすぎる戦闘描写を披露し、SNSでは「本当に殺し屋なんじゃ?」「ヤバいくらい動きが自然」と話題になりました。
そんな坂口拓について調べると、「胡散臭い」「怪しい」「結婚してるの?」「キングダムのあの人?」など、気になるワードがズラリ。
この記事では、坂口拓とは何者なのか?というテーマで、
- 若い頃の経歴
- “肩甲骨を使う”アクション理論「ウェイブ」
- 師匠・稲川義貴との関係
- 『キングダム』『RE:BORN』での活躍
- 結婚やプライベート
- そして「なぜ胡散臭いと思われるのか」まで
アクション映画好きとして、他サイトにない視点で徹底解説します。

スギちゃんのプロフィール
坂口拓とは何者?

坂口拓は、かつて映画『VERSUS』でカルト的人気を得たアクション俳優。
芸名の“TAK∴”名義でも活動し、アクション演出・武術指導・リアルアクション理論の提唱者としても知られています。
彼の演技は単なる「見せアクション」ではなく、実戦性を重視した“サバイバルアクション”。
そのため、ファンの間では“日本のジョン・ウィック”とも称され、アクション界の異端児として支持されています。
坂口拓のプロフィールまとめ
項目 | 内容 |
---|---|
本名 | 坂口 拓 |
生年月日 | 1975年3月15日(50歳/2025年時点) |
出身地 | 石川県 |
身長 | 175cm |
血液型 | A型 |
職業 | アクション俳優・武術家・演出家 |
活動名義 | 坂口拓/TAK∴(タクミ) |
主な出演作 | 『VERSUS』『RE:BORN』『キングダム』『孤狼の血』『あずみ』など |
特技 | 剣術・格闘技・近接戦闘・リアルアクション・ウェイブ |
所属 | フリー(RE:BORNプロジェクト主宰) |
若い頃の経歴|アクション俳優としての原点
坂口拓のアクションの原点は、幼少期から鍛えた少林寺拳法や八極拳。
もともとはスタントマン志望で、現場で技を磨きながら演技も習得していった異色の経歴の持ち主です。
2000年、カルト映画『VERSUS』で主演デビュー。
スプラッター×剣劇×ガンアクションという斬新な世界観で一気にファンを獲得。
しかしその後、突然引退。
理由は「命を削るようなアクションを続けるには、自分で理論を確立しないと危険」と感じたから。
彼のキャリアは、「アクション俳優」から「リアルな生存術の探求者」へとシフトしていったのです。
ウェイブとは?|肩甲骨を使った“脱力”の戦闘術
坂口拓の復帰作『RE:BORN』で披露されたのが、近接戦闘術「ゼロレンジ・コンバット」と、彼が提唱する身体操作理論「ウェイブ」です。
ウェイブの特徴
- 肩甲骨の滑らかな可動域を活かす
- 力を抜いて「波のように動く」脱力重視の動作
- 間合いを詰めた状態でも素早く攻守を切り替える
- ナイフ戦やサバゲー(CQB)でも応用可能
実際に、軍事訓練関係者や格闘技指導者の間でも注目されており、TAK∴は元自衛官や特殊部隊経験者に講義を行うこともあるとのこと。
RE:BORNの裏では、俳優ではなく戦術家・教官として活動するTAK∴の顔が確かに存在しています。
リアルを求めてナイフなどを使用しての訓練もするようで、この前腕の傷跡が過酷さを物語っていますね。

師匠・稲川義貴とは?坂口拓に“リアル”を与えた存在

坂口拓が“本物”に見える理由の一つが、師匠である武術家・稲川義貴(いながわ よしたか)氏の存在です。
稲川氏は、肩甲骨や体幹を軸とした身体操作、護身術、近接戦闘術などを体系化した実践派武術家。
彼の理論が「ウェイブ」の基盤となっており、坂口拓は「稲川さんの教えがなければRE:BORNはなかった」と語っています。
稲川義貴は『RE:BORN』にも指導者として関わっており、その動きはフィクションを超えた現実感をスクリーンに持ち込んだと高く評価されています。
坂口拓さんとの訓練環境も異常で、脱力して動く感覚を掴むために、お酒を飲んで泥酔した状態で戦闘訓練をするんだとか。
キングダムでの存在感|ラスボス(左慈役)の怪演に注目

坂口拓は、映画『キングダム』実写版でを演じました。肩甲骨の動きと脱力から生み出される一挙手一投足が「怖すぎる」「圧が異常」と話題になりました。
アクションは控えめな役でしたが、間の取り方や視線の鋭さ、所作のリアルさは他キャストとは一線を画しており、坂口拓の異質さを際立たせる役となりました。
坂口拓の出演作まとめ|代表作から話題作まで一挙紹介!
坂口拓さんの出演作をまとめました!
『RE:BORN』
肩甲骨を使った“ウェイブ”アクションが炸裂。復活作として話題をさらい、「本物の戦闘術を映画に持ち込んだ男」としての評価を確立。
『狂武蔵』
77分ワンカットの殺陣でギネス級の衝撃を叩き出した伝説的作品。
400人を斬り続ける坂口拓の肉体と集中力はもはや人間離れ。企画に13年かけた執念も話題に。
💡「“やらせ”のない殺陣」が信条の坂口拓の美学が、最もストレートに伝わる作品。
『キングダム』
限界突破した身体性と迫力で“狂気の武人”を体現。映画ファンや原作ファンの間でも強烈な印象を残す。
『BAD CITY』
「狂気の表情」×「超絶アクション」の最新形。顔芸すら殺陣の一部に昇華し、坂口拓らしさ全開。アクションの“痛み”が伝わるリアルな肉弾戦。
『地獄少女』
殺し屋・黒崎役で出演。ミステリアスな存在感とキレのある動きで、坂口拓を知らない層にも衝撃を与えた。
結婚してる?プライベートは謎に包まれている
坂口拓は非常にプライベートを明かさない人物としても知られています。
- 結婚歴:公表なし
- 子供の有無:不明
- SNSでの私生活投稿:一切なし
ファンの間では「実は家庭持ちでは?」という憶測もありますが、本人は一貫して「作品とアクションだけで語られたい」と語っており、私生活を伏せる姿勢を徹底しています。
胡散臭い?怪しい?ネットで言われる理由を分析
「坂口拓 胡散臭い」で検索すると、確かにそのような声が見られます。
なぜなのか?ここでは理由を考察します。
理由1:キャラが濃すぎる
- 活動名「坂口拓」「TAK∴」
- 一度引退→復帰→再引退(宣言)→再復帰
- 映画以外でも“教官”活動を展開
この流れだけでも、「設定過剰なのでは?」と思われやすい要素が並んでいます。
理由2:強すぎて現実離れしている
坂口のアクションは、もはや俳優のそれではなく、「ガチの戦術家」の動き。
それゆえ、「逆に信用できない」と感じる層もいます。
理由3:マーケティング戦略が秀逸すぎる
RE:BORNの宣伝では「殺しの術」「戦術特化型俳優」など過激な表現が使われ、インパクトは絶大。
しかしその反面、「胡散臭さ」が増幅されてしまった感も否めません。
胡散臭さ=リアルの証明
私(アクション映画好き)からすれば、あの胡散臭さこそ“リアルの証拠”です。
強い人間は本当に静かに喋るし、派手なことは言わない。
坂口拓の演技と存在感は、それを体現しているように見えます。
よくある質問(FAQ)
- Q坂口拓の本名は?
- A
坂口拓さんの可能性が高いとされています。
- Q坂口拓は格闘技経験者?
- A
空手・弓道・少林寺拳法・軍事訓練などを独自に学んでおり、実戦経験者からも高く評価されています。
- Q坂口拓は引退したの?
- A
2008年に一度引退。その後「TAK∴」名義で復活。再引退発言もありましたが、現在も現役。
- QYouTubeで見られる?
- A
一部アクション動画やRE:BORNトレーニング映像が公開されています。
- QNetflix作品に出てる?
- A
『GANNIBAL』などで出演あり。今後も配信系作品への出演が期待されます。
まとめ|坂口拓は“リアル”を突き詰めた男
坂口拓とは、「俳優」という枠に収まりきらない存在。
フィクションの中でリアルを極め、現実ではフィクションを超えている。
そんな唯一無二の男です。
胡散臭さすら武器にしてしまう彼の姿は、今後の日本アクション界にとって大きな存在となるでしょう。
まだ彼の動きを観たことがない人は、ぜひ『RE:BORN』や『キングダム』で、その“本物感”を味わってください。
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